最短撮影距離と撮影倍率を測ってみた

エクステンションチューブや、クローズアップレンズをつけると
最短撮影距離が縮まったり、撮影倍率を高めることができる。

だが、具体的にどのくらい変化するのか、製品の説明を見てもよくわからない。
なので、実際に測ってみた。

測ったのは
  • カメラ EOS 7D
  • レンズ EF 50mm f1.8 STM
  • アクセサリ
    • Canon エクステンションチューブ EF12II
    • Kenko テレプラス HD 1.4X DGX
測定方法は、ものさしを「できるだけ寄って」撮るだけ。
測定風景。道具がありあわせ過ぎるw
カメラの画像素子の位置からものさしまでの距離が最短撮影距離になり、
カメラのセンサーサイズを写真に映ったものさしの長さで割れば撮影倍率が求められる (はず…間違ってたらスミマセン)

測定結果

エクステンションチューブ EF12II
ものさしまでの距離: 254mm
映っているものさしの長さ: 48.8mm
Kenko テレプラス HD 1.4X DGX
ものさしまでの距離: 385mm
映っているものさしの長さ: 73.4mm

結論

EOS 7D のセンサーサイズは 22.3mm なので
  • エクステンションチューブ EF12II の最大撮影倍率は
22.3 ÷ 48.8 ≒  0.46 倍
  • Kenko テレプラス HD 1.4X DGX
22.3 ÷ 73.4 ≒ 0.30 倍
まとめると
追加機器 最短撮影距離 最大撮影倍率
なし 35cm 0.21 倍
エクステンションチューブ 25.4cm 0.46 倍
Kenko テレプラス HD 1.4X DGX 38.5cm 0.30 倍

エクステンションチューブをつけるとハーフマクロ相当になる。まあこれは予想の範疇だけど。
テレプラスの方は意外だった。誤差を考慮すると最短撮影距離はほぼ変化しないわ、最大撮影倍率もちょっとしか上がらない…。
エクステンションチューブと違って無限遠にもピントが合うし、レンズがせり出すからマクロ撮影にも使えるかと思って買ったのに~orz。
やっぱり、エクステンションチューブは純粋に「焦点距離を伸ばす」だけが目的なのかぁ…从´_υ`从ショボーン

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